樽生の生の方が樽生愛が溢れ出して止まらなくて最近ちょっと自重しようとおもってる
そんな俺が送る樽生のアルバム「新しい唄」楽曲解説
今回は「新しい唄」ですよ
今回も試聴があるんだ!さあ聴いてくれ!
いままで生の方が書き倒してきた解説はここにまとまっています
「新しい唄」楽曲解説たち
「君」と「僕ら」
言うまでもなく「君」は応援してくれているみんな。
そして「僕ら」は「樽生」です。
A-SIDEというバンドを率いて、もしくはわがままに引きずり回していた俺がかいていた楽曲には「君」すらいない、「僕」しかいない楽曲も多かった気がします。
樽さんに出会って「樽生」を立ち上げ、はじめて俺は「僕ら」というキーワードを手に入れました。
「僕ら」、俺にとってはとても重い、重い言葉です。
この言葉がスーッと出てきた時、俺は心の底からびっくりしました。
この俺が「僕ら」?まじで?
憧れ
ステージの上にいるけれど、見に来てくれたみんなと「仲間」。
デビューしてからずっとそうありたい、そうおもってここまできました。
でも、出来てなかったんだな…と「樽生」をはじめて実感しました。
だって、「僕ら」って言えなかったんだから。
憧れた景色に今 たどり着こうとしてるんだ
あの場所にキミとボクら 唄いながら歩いてく
樽さんに出会えて、応援してくれているみんなに出会えて、ようやく俺は「憧れた景色」がみえてきました。感謝してもしきれません。
1人1音のこだわり
アルバムとしての「新しい唄」のこだわり。
それは、「1人1音」。
どういうことかっていうと、樽さんのボーカルは1トラックだけ、俺のコーラスも1コーラスだけ。
メンバーの人数分しか音がない。
普通は、例えばギターとかだってエレキの音が何トラックも同時になってたりするわけです。
でも、それはやらない。ごぢ兄の音は1つしかない。
基本的にはそういうこだわりでつくってます。
「新しい唄」はアコギ2本
とかいいつつ、「新しい唄」では左右に1本ずつアコギがいます。
丁寧なほうがごぢ兄でザクザク弾いてるのが俺です。
どっちが俺で、どっちがごぢ兄かわかるかな?
「前半」と「後半」の違い
アルバム通して「前半」の唄い方、演奏の仕方から「後半」にむけてテンションが上がっていく曲が多いのですが、特にこの「新しい唄」は「後半」にいくにつれて全力になっていくのです。
試聴で前半しか聴けていない方も多いかと思うのですが、ぜひゲットして後半を聴いて欲しい。
ボーカリスト新垣樽助の本領発揮が聴けるのが「新しい唄」の最後の一節。
会心の一節を聴いて、「ボーカリスト」とは何かっていうことに新たな境地が開けたなあ。
アコギとボーカルからはじまって、軽快なうぇいきーのパーカスが加わり、水上くんの重厚なベースが追い上げてくる。
そして最後にミカリンのパワフルなドラムが入ってきた時のカタルシスがはんぱない!
マジックとの饗宴
ライブではザッキーとがっつりタッグをくんでいる楽曲でもあります。
ザッキーが「新しい唄」の風景をマジックで表現してくれて、その景色を感じながら演奏できる。
ああ、俺は樽生をはじめて良かった、この曲を聴くといつもそう思います。
「僕ら」はこれからも唄っていくよ
慌てずにゆっくり、のんびりとこれからも僕らは唄っていきます。
みんなとまた会いにいけることを楽しみに、これからも歩いていきますよ!
みんなも一緒に歩いてくれるかな?
フーっと一息 ボクらと眺めていこう
サーっとそよ風 受け止めて歩こう
わーっと叫んで 何もかも忘れて
あたーらしい唄 一緒に唄おうか